F1日本GP予選 降雨順延

[ 2010年10月9日 15:29 ]

ピットで予選開始を待つザウバー・フェラーリの小林可夢偉

 三重県の鈴鹿サーキットで9日に開催される予定だった自動車のF1シリーズ第16戦、日本グランプリ(GP)予選は降雨のため中止、順延となり、10日午前10時から行われることになった。決勝は予選終了後、予定通り同日午後3時にスタートする。

 同サーキットでは朝から雨が降り続いてコースのいたるところに水がたまっており、9日午前のフリー走行ではザウバー・フェラーリの小林可夢偉やHRTコスワースの山本左近らがコースに出たが、ほとんどのマシンが満足に走れなかった。
 F1を統括する国際自動車連盟(FIA)は午後2時の予定だった予選開始を約1時間半遅らせたものの、天候の回復が見込めないことから、安全面などを考慮して同日中の実施を見送った。
 F1シリーズでGP開催中に日程が変更されたのは極めて異例。日本GPでは鈴鹿サーキットでの2004年にも、台風の影響で予選が中止となり、決勝当日の午前中に順延された。

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2010年10月9日のニュース