中古車販売15カ月連続で減少

[ 2010年5月17日 06:00 ]

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が17日発表した4月の中古車販売台数(軽自動車除く)は、前年同月比3・7%減の34万3176台となり、15カ月連続で前年水準を下回った。政府のエコカー購入支援策で新車と比べた割安感が薄れていることが響いた。

 下落率は2月から3カ月連続で縮小しているが、自販連は「エコカー補助金や減税が終わるまでは苦戦が続くだろう」と分析している。
 車種別では乗用車が2・7%減の29万4162台。うち小型乗用車は15万6887台で、1978年の統計開始以来、4月としては過去最低の台数だった。貨物車も9・2%減の3万9068台で、4月では最低だった。

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2010年5月17日のニュース