トヨタ初Vならず…フェテル優勝/F1日本GP

[ 2009年10月4日 15:45 ]

F1日本GPで優勝したフェテル(中央)2位のトゥルーリ(左)3位のハミルトン

 F1シリーズ第15戦、日本グランプリ(GP)は4日、三重県の鈴鹿サーキットで決勝を行い、レッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が今季3勝目、通算4勝目を挙げた。フェテルは年間王者争いでは69点の3位で、2戦を残して初のタイトルに望みをつないだ。

 初優勝を目指したトヨタはヤルノ・トゥルーリ(イタリア)が2位となった。トヨタの2位は2戦連続で通算5度目。
 3位はマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)、総合首位のブラウンGP・メルセデスのジェンソン・バトン(英国)は8位に終わり総合85点。ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は15位だった。
 公式予選で事故を起こしたトヨタのティモ・グロック(ドイツ)は体調不良で欠場した。

 ▼セバスチャン・フェテルの話 すべてがうまくいった。勝てて本当にうれしい。レースを支配でき、差を広げられた。

 ▼ヤルノ・トゥルーリの話 チームの作戦とピットの素早い作業に感謝したい。勝ちたかったが、これが精いっぱい。日本で表彰台に立てたのはとても幸せだ。

 ▼中嶋一貴の話 正直がっかりです。今のF1は、予選が良くないとレースもうまくいかない。残り2戦しかないので気持ちを切り替えていく。

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2009年10月4日のニュース