ディクソンV 総合王者争いは大混戦に
米インディカー・シリーズ第16戦「ブリヂストン・インディジャパン300マイル」は19日、栃木・ツインリンクもてぎ(1周2・414キロ)で決勝(200周)を行い、昨年の総合王者スコット・ディクソン(29)がポール・ツー・ウインで今季5勝目、通算21勝目を挙げた。今年の総合王者争いは最終戦ホームステッド(決勝10月10日)を残し、上位3人が8ポイント差以内という大混戦となった。昨年のインディジャパン覇者ダニカ・パトリック(27)は6位、日本勢は武藤英紀(26)の14位が最高だった。
ディクソンがPP(1ポイント)、最多周回数(2ポイント)、優勝(50ポイント)のハットトリックで53ポイントを稼ぎ、総合首位に浮上した。「(今年の)インディ500に次いでインディジャパンの初優勝を狙っていた。夢がかなった」と大喜び。総合王者は570ポイントのディクソン、565ポイントのフランキッティ、562ポイントのブリスコーの争い。ディクソンは「最終戦は最終周の最終コーナーまで全力で戦う」と闘志を口にした。
2009年9月20日のニュース
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