上半期の中古車販売は25年ぶり低水準

[ 2009年7月10日 06:00 ]

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が10日発表した2009年上半期(1~6月)の軽自動車を除く中古車販売台数は、前年同期比3・9%減の218万1478台となり、上半期としては1984年以来、25年ぶりの低水準となった。2001年から9年連続で前年割れとなった。若者らの「自動車離れ」に加え、景気悪化による消費低迷が要因とみられる。

 自販連は「新車販売台数の不振に伴い、年式や走行距離などで良質な中古車の不足も響いた」と指摘。6月単月も前年同月比2・7%減の33万7558台と5カ月連続で減少した。
 上半期を車種別でみると、いずれの車種も減少し、主力の乗用車が前年同期より4・0%減の187万7122台。トラックなどの貨物車も2・6%減の24万5965台、バスも4・3%減の8322台だった。

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2009年7月10日のニュース