トヨタ意欲満々“地元”で快走だ

[ 2009年7月10日 06:00 ]

 F1第9戦ドイツGPは、10日にニュルブルクリンク・サーキット(1周5・418キロ)で開幕する。現在製造者部門3位のトヨタは、5戦ぶりの表彰台が目標。チームの本拠地・ケルンは同サーキットから北へわずか80キロ。スタッフの士気は高く、徹夜でマシンの改良に努めた。ドイツ人ドライバーのティモ・グロック(27)は「私の地元のサーキット。今週末も上位で戦うチャンス。レースが待ち遠しい」と意欲満々だ。ドイツGPは今季の折り返しとなる一戦。トヨタ自動車傘下の「富士スピードウェイ」が7日に来年以降のF1開催断念を発表しただけに、快走でショックを振り払うしかない。(ニュルブルクリンク・柴田久仁夫通信員)

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2009年7月10日のニュース