“元ホンダ”のバトンが優勝、中嶋は…/豪州GP

[ 2009年3月29日 16:54 ]

豪州GPを制したブラウンGP・メルセデスのジェンソン・バトン

 自動車F1シリーズの開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)は29日、メルボルンのアルバートパーク特設コースで58周(1周5・303キロ)の決勝を行い、ホンダの撤退を受けてチームを買収したブラウンGP・メルセデスのジェンソン・バトン(英国)が1時間34分15秒784で勝ち、2006年のハンガリーGP以来の通算2勝目を挙げた。

 2位にも同僚のルーベンス・バリケロ(ブラジル)が入り、初参戦で1、2位を占めた。
 昨季総合王者でマクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が3位。
 トヨタのヤルノ・トゥルーリ(イタリア)は3位のタイムだったが、規則違反により25秒加算の罰則を受け12位に下がった。この措置でチームメートのティモ・グロック(ドイツ)は4位となった。ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は途中でリタイアした。

 ▼ジェンソン・バトンの話 この勝利がどれほどうれしいか言葉にできない。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したい。

 ▼中嶋一貴の話 レース展開は良かった。攻めた結果だが、代償は大きかった。(共同)

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2009年3月29日のニュース