1000億円規模 トヨタ、下期赤字に

[ 2008年12月13日 09:12 ]

 トヨタ自動車が、2009年3期連結決算の業績予想を再度下方修正し、下期(08年10月―09年3月)ベースでの営業損益が赤字になる見通しとなったことが13日明らかになった。赤字幅は1000億円規模となる公算が大きい。

 販売台数の低迷と円高がこれまでの想定を超えるペースで進んでいるため。
 11月の中間決算発表時に、通期の連結営業利益予想を1兆円引き下げ6000億円としていたが、異例の再下方修正を迫られることとなった。通期での営業黒字見通しも大幅に減少し、08年3月期と比べて8割程度の減益となる方向。
 トヨタは「トヨタショック」と言われた中間決算の際、下期の為替レートを一ドル=100円と想定したが、その後の円高加速が大きく響く。

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2008年12月13日のニュース