今年は大丈夫?改修スピードウェイ披露

[ 2008年10月7日 06:00 ]

改修され、報道陣に公開された富士スピードウェイの仮設スタンド

 F1日本GP(10日開幕)を開催する富士スピードウェイ(静岡・小山町)が6日、報道陣に会場内を披露した。4月上旬から9月末まで約20数億円をかけて改修工事を行い、準備が整ったことをアピールした。

 昨年は30年ぶりにF1を開催し、施設内の欠陥を露呈した。2万人が足止めを食らった陥没道路は簡易舗装からアスファルトより強固なコンクリート舗装へ変更。観客7000人からレースが見えないとの苦情が殺到したC席仮設席は傾斜角度を20度から28度とした。

 場内の大型ビジョンも15基から19基に増やし、雨宿りスペースも5800平方メートル拡充した。トイレも1500カ所から約1800カ所へ増設。高瀬由紀夫F1事業本部長は「1年かけ対策を練った。お客様に笑顔で帰っていただきたい」と話している。

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2008年10月7日のニュース