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尚弥 100億円興行実現の舞台裏 VS難敵アフマダリエフ求められ交渉難航

[ 2025年12月28日 04:41 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   4団体統一王者・井上尚弥(大橋)<12回戦>WBC同級2位 アラン・ピカソ(メキシコ) ( 2025年12月27日    サウジアラビア・リヤド ムハマド・アブド・アリーナ )

入場する井上尚弥に声援を送るサウジアラビアの観客
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 井上が初のサウジ決戦で得るファイトマネーは100億円に達する見込み。推定10億円だった昨年5月のネリ戦をはるかに超える自身最高額だ。それも井上の大ファンを公言するサウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官の膨大な資金力で実現したメガファイトだからだ。

 紆余(うよ)曲折もあった。昨年11月、井上は「リヤド・シーズン」と複数年で総額推定30億円の大型契約を結んだ。事実上「サウジでの試合」を確約されたものだったが、大橋会長は「スポンサー契約。試合をするためのサインではない」の一点張りだった。

 当初、同長官は相手にアフマダリエフを指名したからだ。9月の前戦では大差判定勝ちしたものの、階級最強で陣営としては避けたい相手だった。中谷も代役候補に挙がるなど交渉は難航し、ようやく成立したのは今夏だった。「ピカソをなめているわけではないが、候補の中では一番リスクが低い」と大橋会長。舞台裏には選手ファーストを願う会長の「親心」が込められていた。

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