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天心「別に隠すこともない」拓真陣営前で堂々公開スパー 世界王者には天津・木村風に「なると思います」

[ 2025年11月12日 16:48 ]

プロボクシングWBC世界バンタム級王座決定戦 ( 2025年11月24日    那須川天心(帝拳)《12回戦》井上拓真(大橋) )

<那須川天心・公開練習>セレックス・カストロ(左)とのスパーリングに臨む那須川(撮影・河野 光希)
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 世界初挑戦が控える、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)が12日、都内の所属ジムでWBC世界同級2位・井上拓真(29=大橋)との世界初挑戦に向け、公開練習を実施した。体重もリミットまで3キロ切っていることを明かすと「体調も万全。皆さんの人生の価値観が変わるような試合になればと思う。一緒に戦いましょう」と呼びかけた。

 公開スパーリングではWBO世界スーパーバンタム級14位で20戦全勝15KOのセレックス・カストロ(25=メキシコ)と2ラウンド手合わせ。拓真陣営の北野良トレーナー、鈴木康弘トレーナー、いとこの井上浩樹が視察する前で軽快に動いた。相手陣営の前での初公開スパーに「別に隠すこともない。普通にそのままやりました」と振り返ると「(大橋ジムの)赤いジャージで“やったんで”というスタイルがボクシングならではと感じた。新鮮だったし、ちょっと(相手陣営の)話を聞きたいですよね」と余裕の笑みを浮かべた。

 「ザ・ボクシングという印象」と語っていた空位の王座を争う井上拓真については「ボクシング界といえば、井上兄弟だと思う。そういった概念的なものを壊して、戦っていきたい」と決意を述べると「こういう試合を自分の中でも求めていた。ボクシングを面白くするためには、僕はここで絶対負けてはいけない。勝った方が面白くなるのは実感しているし、盛り上がる自負はある」と高らかに宣言した。

 那須川は体のバランスを整えて、動きの効率性を高める「BC(バイオメカニクス・コーディネーション)トレーニング」をボクシング転向後、約2年間半取り組んできた。ドジャースの山本由伸投手も実践し、山本と同じ矢田修氏の指導を受けている。MVPを獲得するなど、ワールドシリーズ制覇に貢献した“同門”の山本に続く世界一には「(必然的に)なると思います」と断言。「エロ詩吟」でブレークした「天津・木村」風に世界王座奪取を宣言していた。

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