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鈴木丈太朗 2度目の挑戦で東日本新人王制覇「勝つことだけに懸けた」 昨年の敗戦からルーティン貫徹

[ 2025年11月3日 17:02 ]

プロボクシング東日本新人王トーナメントフライ級決勝   鈴木丈太朗(帝拳)《5回戦》國田虎之朗(セレス) ( 2025年11月3日    東京・後楽園ホール )

3回、国田(右)を攻める鈴木(撮影・五島 佑一郎)
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 プロボクシング第82回東日本新人王トーナメントは3日、東京・後楽園ホールで11階級の決勝戦が行われ、フライ級では鈴木丈太朗(24=帝拳)が國田虎之朗(22=セレス)に4回TKO勝ちし、東日本新人王に輝いた。

 鈴木は立ち上がりから好戦的に戦うと、2回に左フック、3回に強烈な右で相手をぐらつかせるなどペースを掌握。4回には右フックからの連打をまとめたところでレフェリーが試合をストップ。「攻めることに関しては、今日出場している誰よりも練習してきたつもり。去年KO負けして、悔しかったのでよかった」と言葉を詰まらせながら喜びを口にした。

 新人王は昨年に続き2度目の出場。昨年は7月の準々決勝で佐野篤希(伴流)に4回KO負けを喫し、無念の敗退となった。「自分の可能性はここまでだと思い、やめることも考えたと」と試合直後の控室では周囲に引退の意向を伝えるほど、気持ちが落ち込んだ。

 それでも同9月に再起を決断すると「何かを変えないといけない」と毎週フィジカルトレーニングを行うことを自らに課した。また毎朝、焼き魚を食べることを習慣化。24年3月に地元・愛媛から上京し、ともに都内で暮らす母・さやかさん(44)が振る舞う朝食は「鮭かサバを絶対に食べる」と約1年ルーティンを貫徹。「大げさだが、俺が負けたら家族が生活できなくなるくらい気持ちはあった。家族がいたからここまで来られた」と自身のために栄養の勉強をするなど、同5月のプロデビューから毎日手料理を振る舞う、母のサポートに感謝した。

 12月20日(東京・後楽園ホール)に行われる全日本新人王決勝では西軍代表と激突する。初制覇へ「今回絶対勝つことに懸けてきたので、全日本のことは正直見ていなかった。うまく喋れないが、すぐ練習戻って、先輩方にいっぱいボクシングを教えてもらおうと思います」と謙虚に語った。

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