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前世界王者・岩田翔吉「はい上がる姿を見せる」 世界ランカーとの再起戦へKOでの「復活」を宣言

[ 2025年10月3日 14:50 ]

プロボクシング110ポンド(約49・8キロ)契約10回戦   岩田翔吉(帝拳)<10回戦>エドウィン・カノ(メキシコ) ( 2025年10月4日    東京・後楽園ホール )

前日計量をパスした岩田(左)とカノ
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 前WBO世界ライトフライ級王者・岩田翔吉(29=帝拳)が3日、再起戦となるノンタイトル戦の前日計量に臨み、リミットの49・8キロパスした。自身初となる契約体重で臨む一戦へ「今までのライトフライ級の時と比較できるし、いい経験になる。当日のコンディションを見ながら明日やって考えたい」とフライ級への転級も示唆しながら「復活するために気合が入っています」と気合十分に話した。

 3月13日に現WBO世界同級王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)に判定で敗れ、王座から陥落して以来、約7カ月ぶりのリング。サンティアゴ戦後は「気持ちの浮き沈みも激しく、いろいろ考えた」と引退もよぎったが「人生は山あり谷あり。はい上がる姿を経験した人間の方が強くなる。そこを見せたいと思った」と再起を決断。これまで担当していた粟生隆寛トレーナーとのコンビを解消し、同一戦後からオーギー・サンチェス・トレーナーと新コンビを結成。当初9月6日に予定されていた興行の延期に伴い「オーギーとコミュニケーションを取る時間が長くなった。逆に1カ月伸びてくれてよかった」と前向きだ。

 対戦相手でWBO世界ミニマム級12位のエドウィン・カノ(27=メキシコ)は今年3月にWBA&WBO世界同級統一王者オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)に挑戦し、5回KO負け。再起戦同士の対戦となる。「相手も気持ちを強く持って戦ってくる選手。自分はその気持ちをも上回っていきたい」と静かに闘志を燃やす。

 王座陥落後には同門の後輩、松本流星と高見亨介が世界初挑戦で王座を奪取した。「凄く刺激をもらった」と世界再挑戦への思いを強くしながら「今は明日の試合に勝つこと。そこしか考えていない」と足元を見つめる。それでも「勝ち方にはこだわりたい。倒します」と世界にアピールする豪快なKOでの復活劇を、頼もしく宣言した。

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