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元世界王者37歳小国以載「負けたら最後」グッドマンと対戦した難敵と再起戦へ「どんな勝ち方でも」

[ 2025年9月30日 15:07 ]

プロボクシング「TREASURE BOXING PROMOTION 10」 スーパーバンタム級8回戦   小国以載《8回戦》タッタナー・ルワンポン ( 2025年10月1日    東京・後楽園ホール )

計量をパスした小国(左)とタッタナー
Photo By スポニチ

 元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪氏(34)が代表を務めるトレジャー・ボクシング・プロモーション(TBP)10回大会の前日計量が30日、都内で行われた。メインイベントのスーパーバンタム級8回戦で対戦する元IBF世界スーパーバンタム級王者の小国以載(37=角海老宝石)は55・2キロ、対戦相手のWBC世界同級14位タッタナー・ルワンポン(28=タイ)は55・0キロで一発クリアした。

 小国は今年5月、WBOアジア・パシフィック(AP)同級タイトルマッチで王者・村田昴(28=帝拳)に6回TKO負けして以来、約5カ月ぶりの再起戦。計量後は鈴木前会長による特製おじやを頬張りながら「減量だけは上手いんですけどね、試合が大変やねんなあ。なんでかなあ」とおどけながら「ホンマに負けたら最後と思っている。もう大仁田さんも出しづらい。だから負けられない」と不退転の覚悟でリングに上がることを強調した。

 「チャイノイ・ウォウト」のリングネームでも活動する相手のタッタナーは、26勝16KO1敗1分け。唯一の敗戦は昨年7月に世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の相手候補にも浮上した、WBC世界フェザー級7位サム・グッドマン(26=オーストラリア)とのノンタイトル戦で0―3判定負けを喫したのみ。世界ランカーとの対戦へ「次、勝たんことには先はない。チャンスをもらったので何が何でも勝ちたい。どんな勝ち方でもいい」と気を引き締めた。

 23年10月、元世界3階級制覇王者ジョンリール・カシメロ(36=フィリピン)戦から、4戦連続で打ち合いを選択してきた小国だが「昔みたいなボクシングができれば負けるような相手ではない」とアウトボクシングを示唆。「もう37歳やから。走り回りたいけどスタミナがなあ、、」と“小国節”を響かせながら「ここ数年は足を使うボクシングをやってない。それをどこまでできるか。これで自分のボクシングができなかったら諦めつく」と自身に言い聞かせるように話した。

 今年5月には37歳になった元世界王者。普段の練習中から所属ジムの阿部弘幸トレーナーには「パッキャオを見習え!46最だぞ!」とゲキを飛ばされるという。「ベルトの数が違うやん!」とおどけるが、国内でも37歳の元IBF世界スーパーフェザー級王者の尾川堅一(帝拳)や、36歳の元世界4階級制覇王者・井岡一翔(志成)らは現役続行中。「尾川さんも井岡もやっているのも見ると刺激になる。頑張りたい」と国内で現役の元世界王者に負けじと、リング上で健在を証明するだけだ。

 なお同興行では元世界2階級制覇王者・京口紘人(ワタナベ)の引退式も行われる。

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