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井上尚弥“完全アウェー”を歓迎 5・4ベガス決戦正式発表「非常にワクワクしている」

[ 2025年4月6日 05:00 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥《12回戦》WBA1位ラモン・カルデナス ( 2025年5月4日    米ラスベガスT―モバイル・アリーナ )

ラスベガスでの防衛戦へ向け会見に臨む井上尚弥(左から3人目)(撮影・郡司 修)
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 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が5日、横浜市内のホテルで会見し、来月4日(日本時間5日)に米ネバダ州ラスベガスでWBA同級1位ラモン・カルデナスと対戦することを正式発表した。勝てば4団体王座4度目の防衛で、スーパーミドル級3団体統一王者サウル・“カネロ”・アルバレス(34=メキシコ)に並ぶ世界最多記録。4年ぶり3度目の米再上陸では完全アウェーも予想される中、魅せるボクシングで世界戦歴代単独最多となる23度目のKO勝利を目指す。

 国内でも正式発表となった4年ぶりの米再上陸。井上は上下黒の服装で登壇すると「非常にワクワクしている。KOでも判定でも魅せるボクシングをしていきたい」と本場のファンを魅了する戦いを誓った。ダイナマイトの愛称を持つカルデナスには異例の注文も出した。「地力もあるし精神的にもタフ」と警戒も「せっかくアメリカでやるのだから、逃げ回られたら面白い試合はできない」と挑発。歴代単独最多KO数も懸かる一戦での打ち合いを歓迎した。

 当日はメキシコの祝日「シンコ・デ・マヨ(5月5日)」の週末。メキシコ系米国人の相手ファンも多く詰めかけることも予想されるが、“完全アウェー”を歓迎。そのために「ラスベガスで試合をするには精神的な部分も大事になる」と従来のフィジカルトレーニングの強度を高め、限界まで自分を追い込んできた。10日に32歳の誕生日を迎えるが「バリバリやれている」と肉体的な衰えも笑顔で否定。過去2回はコロナ禍で入場制限があったが「見に来てくれるファンのためにいい試合をしたい」ときっぱり。“新聖地”での声援を力に変えるつもりだ。

 次戦をクリアすれば9月には団体内王座統一戦、12月には1試合限定でフェザー級に転級プランもある。「楽な試合はない。負けたら終わり。その上で気の抜けない戦いになる」と心境を吐露するが「モチベーションにもなる」と前向きだ。ファイトマネーは推定10億円だった昨年のネリ戦を超える最高額となる見込み。世界が注目する一戦で、モンスターが地元のファンを黙らせる圧勝劇を見せる。

 ≪大谷から生放送リレー≫井上はドジャース・大谷との“共闘”に意欲を示した。カルデナス戦は当日、現地では米スポーツ専門局ESPNで生中継予定。同局は直前にドジャース戦を放送する予定で、井上は「日本人の素晴らしさ、強さを同時に見せていきたい」と2大スターによる生放送リレーに意気込んだ。先月18日には、東京ドームで行われたメジャー開幕戦でプレーボールアナウンスメントを担当。大谷との共演を果たし「世界的なスター性というものも見させていただいた」という。戦友からの刺激を力に変える構えだ。

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