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那須川天心 6月に世界ランカーと前哨戦、11月に世界初挑戦へ

[ 2025年2月26日 04:45 ]

一夜明け会見で笑顔の那須川天心(撮影・西尾 大助) 
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 プロボクシングWBOアジア・パシフィック(AP)バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が、プロ6戦目から一夜明けた25日、都内のホテルで会見に臨んだ。前夜は前WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)とのノンタイトル10回戦に3―0判定勝ちし、世界挑戦への試金石となる一戦をクリア。所属ジムの本田明彦会長(77)は6月の次戦で世界ランカーと前哨戦を行い、11月に世界初挑戦させるプランを明かした。

 右目下のアザが激闘を物語っていた。満身創痍(そうい)の那須川は試合後に血尿が出たことも告白した。慌てて周囲に相談したところ「結構当たり前」と言われ「当たり前って怖い」と漏らした。「前回は(左目上を)切って、今回はアザができて…ボクサーになってしまった」とおどけ「これは喜びの痛み。好きで命削っている。カッコイイというか、人生楽しいな」と笑い飛ばした。

 前夜は、過去5度の世界戦経験がある前世界王者モロニーと対戦。ダウンを奪われかけたが、壮絶な打ち合いを制し「1試合で何試合分もの経験をさせてもらった。前向きな課題がたくさん生まれてきた」と改めて感謝した。

 テストマッチをクリアした那須川の世界初挑戦の時期について、本田会長は11月を予定していると明言。「1試合挟んだら次はタイトル。準備にかかる」と前哨戦となる6月の次戦でノンタイトル10回戦を行うという。対戦相手は海外の世界ランカーを示唆し、那須川は「それなりの選手を用意してもらいたい。自分は強い選手ほど燃えるタイプ。世界にふさわしい相手と戦えれば」と強敵との対戦を歓迎した。

 世界主要4団体の日本人王者は堤が両構えで、ほかは全員が左構えであることから「サウスポーともやってみたい」と王者を想定した試合も希望。「世界のベルトが見えてきた。今年中に獲りたいし、もっと強くなりたい」。モロニー戦はあくまで通過点。世界の頂点に立つまで、高みを目指し続ける。

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