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ドローで初防衛の堤聖也 大激闘の親友・比嘉大吾からの連絡明かす「近いうちに…」

[ 2025年2月25日 13:10 ]

会見で笑顔を見せる堤(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA世界バンタム級王者の堤聖也(29=角海老宝石)が初防衛から一夜明けた25日、都内のホテルで会見を開いた。

 堤は24日に東京・有明アリーナで、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)の挑戦を受けた。高校時代からの友人との対決は9回に双方がダウンする激闘となったが、4回にバッティングでカットした右目尻から流血しながらも後半に追い上げ、ジャッジ3人がいずれも114-114の採点でドローとなっていた。

 赤いジャケットにサングラス姿の堤は「何とか生き残ることができて安心はしてます。悔しいですけどね」と振り返った。流血については「見えづらかったぐらい。4ラウンドの終盤で切ったので、いつストップになってもおかしくないと、そこからはなるべくポイントを奪うようにいったけど、うまくいかなかった」と分析。9回に比嘉の左フックで倒された場面は「ポイントを取られてると思ってたのでリスク覚悟で攻めにいった中でもらった。人生初めてのダウンだったけど、ちょっとゾクゾクするというか、テンションが上がった。ダウンはいつも想定して戦ってるので、自分でも冷静だなと思えるぐらい対応できたかな」と解説し、逆に右ストレートでのダウン奪取は「流れの中でのもの。普段、練習している中で出たようなスムーズな右だったかなと思います」と自賛した。

 試合後はコーナーに戻ることはなく、比嘉と抱擁して長い間言葉をかわした。「ただ感謝を伝えていただけだと思いますね。強かった、ありがとうと、ただただ繰り返していたと思います」と語り、その後比嘉からコンタクトはあったかとの問いには「近いうちに会おうと連絡が来た。ありがとうと」と明かした。アマでも対戦経験があり、プライベートでは一緒に食事する比嘉とはプロでの対戦で2試合とも引き分け。3度目の対戦は「ないです。もういいでしょう」ときっぱり断った。

 この試合での収穫を問われると「練習でやろうとしていたことをいくつか試すことができた。染みついた動きとして、試合で出せたのは収穫。あとは、ダウンを取られたのも経験として大きな収穫と思ってます」とコメント。今後に関しては「強くなるためにいったん休みたいですね」と話し、世界王座奪取時はデニムジャケットを購入した自身へのご褒美については「ドローですからね…」と悩ましい様子だった。

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