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中谷潤人に挑戦するクエジャル 初来日でロストバゲージのトラブルにも涼しい顔 「1~3個の作戦」

[ 2025年2月14日 09:06 ]

WBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者・中谷潤人《12回戦》同級6位ダビド・クエジャル ( 2025年2月24日    有明アリーナ )

来日したクエジャル
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 WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(27=M・T)に挑戦する同級6位ダビド・クエジャル(23=メキシコ)が14日、成田空港着便で来日した。グアダラハラからメキシコシティーを経由し、約13時間のフライトで初来日。疲れた様子もなく、20人弱のチームと笑顔で到着ゲートに現れると「世界戦に挑戦するのは初めて。とてもうれしく思っている。小さい頃からの夢がかなう。日本で試合ができるいい経験」と喜びを口にした。

 一方で日本に到着した際にスーツケースを紛失するアクシデントに見舞われた。荷物の中には練習着やグローブが入っていたことを告白。いきなりの先制パンチに困惑した表情を浮かべつつも「貴重品は持っているし、別のバッグにも練習道具は入っている。問題ないよ」と笑ってみせた。

 1メートル74の長身選手で、17年7月にデビューすると、21年に元WBO世界ミニマム級王者モイセス・フエンテス(メキシコ)を6回KOで下し、WBCユース・シルバー・スーパーフライ級王座を獲得。23年10月には元世界2階級制覇王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)に8回TKO勝ちするなど、28勝18KOと全勝を継続する。

 幼少期、兵士になることを志していたことから愛称は「El General(将軍)」。29戦全勝の中谷とは全勝対決となる。中谷については「パワフルな選手。世界チャンピオンだし、実力は証明されている」としながら「メキシカンは好戦的だ。メキシコ人らしく戦う」と予告した。

 ここまで全28戦をメキシコで行っており、中谷戦が初の国外での試合。WBA&WBC&WBO統一世界スーパーミドル級王者サウル・“カネロ”・アルバレス(34=メキシコ)を育てた、エディ・レイノソ氏の父チャボ・レイノソ・トレーナーの指導を受けており、「作戦はたくさん持ってきた。それをリング上で組み立てていく。1~3のバリエーションがある」と不敵に笑った。

 18KOと強打も武器で「フィニッシュブロー一発というより、ダメージを与えてKOしてきた。たくさんの武器を持っているので、どんな選手にも対応してきた」と自信満々。3戦ぶりのKO勝利も見据えていることを明かし「もちろん。どの試合でも狙っているし、この試合も例外ではない」と力強く話した。

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