15日にV1戦臨むIBF王者の西田凌佑へ、元世界王者の小国以載「それでエエねん」KO狙わないススメ
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「トレジャーボクシングプロモーション」代表で元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏(33)が6日までに「トレジャーボクシングプロモーション」公式YouTubeチャンネルを更新。元IBF世界スーパーバンタム級王者の小国以載(36=角海老宝石)とともに日本人が世界主要4団体王座を独占するバンタム級について語った。
15日にIBF王者の西田凌佑(28=六島、9戦全勝1KO)が大阪・住吉スポーツセンターで同級14位アヌチャイ・ドンスア(28=タイ、16戦全勝7KO)を相手に初防衛戦に臨む。伊藤氏は「(西田とコンビを組む)武市トレーナーが名参謀というか、よく対戦相手を見ている」と指摘。西田が世界初挑戦で王座を獲得した5月のエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦についても「(武市トレーナーが)ロドリゲスはボディーは弱いんじゃないかと(見抜いていた)。西田選手は武市トレーナーの言うことを疑いもなく、しっかりやるタイプ」と話した。ここがWBC王者の中谷潤人(M.T)と似ていると指摘。「(中谷)潤人もルディ(エルナンデス・トレーナー)が言ったことを疑いもなくやり続ける誠実さがある」。もし中谷VS西田の統一戦が実現すれば、それぞれのコーナーに陣取る2人の戦略家トレーナーによる対決という様相になり、伊藤氏は「そこが面白い」と話した。
伊藤氏は「(中谷)潤人の対抗馬になれるのは唯一、西田選手と思う。潤人を崩すのは難しい。真っ向から打ち合うと近い距離も上手いし、遠い距離からでも(パンチが)飛んでくる。たとえば(WBA王者の)堤選手はいい選手だが、やっぱり打たれるから…もらうと潤人はパンチがあるし硬いので。(WBO王者の)武居選手は一発があるけど(キックからの転向で)ボクシング技術という面で…」。現状でバンタム級世界王者4人のうちトップと目される中谷潤人に対抗できるのは西田凌佑という持論を展開した。
ここで小国は「でも武居選手の変則ぶりはどうやろ。教科書にないような、違うボクシングで(対戦相手にとって)予想外の部分。前半KOとかはありえるかも。長いラウンドになったら(変則的な動きにも相手が慣れてしまいダウンを奪う場面などは)ないやろうけど」とキック出身で独特な軌道のパンチを持つ武居にも魅力を感じることを語った。
改めて伊藤氏は「西田選手はのびしろがあると思う。まだ深さ、底を見せていない。今のバンタム級ではアピールが必要。今回の試合ではKOが必要になる。9戦9勝1KOだけど」と話した。ここでKO率の話題を振られた小国は「ないって。ええねん、それで。西田選手はそれでエエねん」と自身のスタイルを貫くよう西田に助言した。小国は16年12月にジョナサン・グスマン(ドミニカ共和国)から世界王座を奪った試合は判定勝ち。そのほか日本、東洋王座も含めタイトル戦で勝った試合は全て判定だった。
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