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中谷にKO負けのアストロラビオ「パンチ見えなかった」 強烈左ボディー食らいマットに沈む

[ 2024年7月20日 22:11 ]

WBC世界バンタム級タイトルマッチ   王者 中谷潤人(M.T)<12回戦>同級1位 ビンセント・アストロラビオ(フィリピン) ( 2024年7月20日    東京・両国国技館 )

アストロラビオ(左)にジャブを放つ中谷(撮影・島崎忠彦)
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 WBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M・T)が指名挑戦者で同級1位のビンセント・アストロラビオ(27=フィリピン)を1回2分37秒KOで破り、初防衛に成功した。

 中谷は1回序盤から長いリーチを生かしてテンポよく打ち込むと、終盤に強烈な左ストレートをボディーに打ち込み、相手を沈めた。

 中谷に屈したアストロラビオは試合後の会見で「試合を見てくれた方、会場に来てくれた方に申し訳ない。こんな結果になると思わなかった。中谷はそれほどパンチは強くないと思っていた。あのパンチは見えなかった」と話し、肩を落とした。

 顔面へのパンチを警戒し、ガードを高く保っていたという。そのためか「(左ボディーは)パンチが見えなくてダメージの度合いが違った」と完敗を認めた。

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