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井岡一翔 涙のワケは「そりゃ泣きますよ。悔しいですもん。涙もあふれるし期待に応えたかった」

[ 2024年7月7日 22:20 ]

WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦 ( 2024年7月7日    東京・両国国技館 )

<井岡・マルティネス>試合を振り返る井岡(撮影・島崎忠彦)
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 WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35=志成)がIBF世界同級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)との2団体王座統一戦に0―3の判定で敗れ、12年6月のミニマム級以来のベルト統一に失敗した。18年大みそか以来の黒星で、キャリア終盤で手痛い黒星。採点は112―116、111―117、そして108―120のフルマークをつけた採点も1人いる完敗だった。

 試合後の囲み取材では「この日に懸けてきた思いが悔しさだったり…すぐには受け止められない。終わったばかりでそこまで考えられていない。今後も考えようがない。今はゆっくりしたい」と今後については明言せず。

 激闘を振り返り、第1ラウンドから上下左右の強烈なコンビネーションを繰り出してきたマルティネスの印象は「体の厚みが凄かった。ガードした時、でかいサンドバッグを叩いているみたいだった」と表現。それでも「今日は日本人としての強さ、12ラウンドを戦う強さ、自分の距離を譲らなかったり、前で戦う姿勢を見せたかった。。こういう経験ができて人生の挑戦は終わらないし、今日だって結果を出したかった。応援してくれた方々の期待に応えたかった。その涙だったと思う」と12ラウンドを戦い抜いた意地を示し、涙は悔し涙だったと語った。

 進退を懸ける覚悟で臨んだ七夕決戦。35歳の井岡が健在を証明することはできなかった。初回から前に圧をかけてくるマルティネスに対し、井岡は左ボディーを当てた。井岡はアウトボクシングではなく、カウンターを狙う展開で応戦。3回には相手の右に対して、井岡の足が止まる場面もあるなど、相手の手数の多さが目立った。中盤以降もマルティネスの手数が上回り、井岡は最後まで流れをつかむことはできなかった。終盤は井岡もリスクを背負って前に出たが、マルティネスのディフェンス能力も高かった。

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