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井上尚弥 米国進出熱高まる「ファンが望んでいるのを強く感じた」マディソンスクエアガーデンも視察

[ 2024年6月11日 05:30 ]

<井上尚弥帰国>全米ボクシング記者協会 の2023年最優秀選手賞の表彰を受け帰国した井上尚弥(撮影・会津 智海)
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 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)が10日、全米ボクシング記者協会による23年の年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」の授賞式などで滞在したニューヨークから羽田空港に帰国した。

 長旅にも疲れた様子を見せることなく「表彰式は凄く期待されていると感じたし、今回ニューヨークに行けてよかった」と充実した表情で語った。ホテルや街中で少年らに写真を求められることもあった。「知名度が増しているのを感じる。いい結果を出したことがついてきている。また米国で試合をやりたい」。最近では国内での試合が続き「今や軽量級の本場はここ日本にある」と語っていたが、米国本格進出に意欲を見せた。

 過去にはラスベガスなど米国で3戦している。大橋会長も米国やサウジアラビアからオファーを受けたことを認め「米国のファンが望んでいるのを強く感じたので、ありじゃないかな」と21年6月以来の米再上陸に前向きな姿勢を見せた。ニューヨーク滞在中に格闘技の殿堂マディソンスクエアガーデン(MSG)での興行を視察した井上はMSGについても「歴史的なものを感じた」と興味を示した。

 滞在期間中には大リーグを観戦。ドジャースの山本由伸投手とはホテルで対面し「トップアスリートと会うことで刺激を受けました。出会いは大事だと思いました」と明かした。今後の階級については「(スーパーバンタム級での)イメージはあと4、5試合。来年いっぱいはできると思う」と説明し、フェザー級転向は再来年以降になる可能性を示唆した。 (黒田 健司郎)

 ▽井上の過去の米国での試合 プロ27戦中、海外で4戦、米国で3戦行っている。17年9月にカリフォルニア州カーソンでのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで米国デビューし、6回TKO勝ちで防衛に成功。ラスベガスでは20年10月にジェーソン・モロニー(オーストラリア)と、21年6月にマイケル・ダスマリナス(フィリピン)と対戦し、それぞれKO勝利。以降の6戦は国内でのリングに立っている。

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