京口VSビンス3度目の対戦…元世界王者の伊藤雅雪代表「京口次第」 物議のジャッジも「慎重に対応する」
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「トレジャーボクシングプロモーション」の代表で元WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪氏(33)が23日までに「トレジャーボクシングプロモーション」の公式YouTubeチャンネルを更新。京口紘人とビンス・パラスとの3度目の戦いについて言及した。
11日、韓国・仁川パラダイスシティで再戦となったパラスとのフライ級10回戦に臨んだ京口。優勢に試合を進めているように見えたが、判定は97―93が2人、96―94が1人の0―3で敗れ、信じられない表情でリングから降りた。試合後には現役引退を示唆するような言葉を自身のYouTubeチャンネルで口にしていた。
その後18日までに更新された動画では「今も再起する気持ちがなくて…またボクシングがしたいと思うまではゆっくりしたいと思っています。息抜きしながらまたボクシングがしたいと思うまでは、現役続行するかどうかは明言できない」と今後についての明言を避けている。
伊藤代表も自身のX(旧ツイッター)で「京口がまた立ち上がるなら、僕は全力でサポートしたいと思います。ただ進退は本人次第だから、どちらにいっても応援したいと思います」と京口の判断を尊重する考えを示していた。
この動画内では京口VSパラスの試合をJBCに見てもらった際に「京口負けてないよね…」という言葉を伝えられたと明かした。そしてビンスにも判定結果の物議や今後について直接電話で聞いたという。ビンスは「世界戦はやりたいけど、再戦をやるなら受けるよ」と3度目の対戦にも応じると返答したようだ。
伊藤代表は「あとは京口次第。本人がやるというなら全力でサポートする」と明言。もし3度目の対戦が実現した場合には、今回の対戦で物議となったジャッジについても日本人、フィリピン人から1人ずつ、あともう1人という形を取るという。「そこは慎重に対応したい」と話して、この話題を締めた。
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