王者・重岡銀次朗ワンパンKO 最初の有効打が決定打!2ラウンド左ボディーで決めた2度目防衛
プロボクシングIBF世界ミニマム級タイトルマッチ 〇王者・重岡銀次朗 TKO2回1分15秒 同級6位ジェイク・アンパロ● ( 2024年3月31日 名古屋国際会議場 )
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IBF世界ミニマム級タイトルマッチは王者・重岡銀次朗が代役挑戦者の同級6位ジェイク・アンパロを2回1分15秒、KOで下し2度目の防衛に成功した。直前に対戦相手が変更となるアクシデントも乗り越え3戦連続のKO勝ちを収めた。一方でWBC同級王者の兄・優大はメルビン・ジェルサエムに1―2の判定で敗れ2度目の防衛に失敗。プロ9戦目で初黒星を喫し、王座から陥落した。
あっけない決着。王者が最初に放った有効打が決定打になった。2回1分15秒。銀次朗の左ボディーがさく裂すると、アンパロはみぞおちを押さえて崩れ落ちた。奇麗な顔で左手を上げた王者は当たり前だと言わんばかりの自信みなぎる表情。「皆さん、久しぶりのワンパンボディーどうでしたか!自分でも(一発で)倒せるとは思ってなかったので満足しています」とアピールした。
当初の対戦相手だった同級9位のアンダレス(フィリピン)が腹痛など体調不良を訴えドタキャン。王者が相手変更を知ったのは、試合まで1週間を切った25日で、アンパロが代役を務めると発表されたのは27日だった。「心境も結構ブレブレだったときもあったし生きた心地がしなかった」。情報不足という懸念もあったが、相手の右ガードが甘くなった瞬間を逃さず踏み込んで仕留めた。
負けられない理由もあった。先月中旬に日本ライトフライ級ユース王者の坂間叶夢さんが20歳の若さで急死した。坂間さんの最後のスパーリング相手を務めた王者はこう語る。「階級も近いし、他の選手とは違う特別な思いを感じていた」。両拳に戦友の思いを乗せた。
約2時間後、メインイベントのリングサイドで兄の敗北を目の当たりにした。ボクシングの怖さを痛感し「自分がやっても負けていたかもしれない」と悲愴(ひそう)感を漂わせる。ジェルサエムはIBFのベルトにも「チャンスがあれば」と意欲満々。生涯無敗を目指す銀次朗は「王者なので、断る理由はない。その時を踏まえて兄と一緒に修業しないといけない」と覚悟を示した。
◇重岡 銀次朗(しげおか・ぎんじろう)1999年(平11)10月18日生まれ、熊本市出身の24歳。ジュニア時代はU15全国大会V5など約40戦全勝。アマ時代は高校5冠など57戦56勝で、1敗は兄・優大との兄弟対決を避けるための棄権。18年9月プロデビュー。23年4月にIBF世界ミニマム級暫定王者となり、同10月にIBF世界同級正規王者に。身長1メートル53の左ボクサーファイター。
▼アンパロ (王者のボディーは)みぞおちに入った。カウント7まで息ができなかったよ。(王者は)とても強くて速かった。(試合が決まり)4キロ一気に落とさなくてはいけなかったのも影響した。
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