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ブル中野 日本人女子初のWWE殿堂入り!日本人5人目の快挙、94年日本人初のWWE世界女子王座獲得

[ 2024年3月6日 23:40 ]

WWEの公式X(@WWE)から。ブル中野の殿堂入りを報告した画像。

 世界最大プロレス団体、米国「WWE」は5日(日本時間6日)に伝説的な元女子プロレスラー・ブル中野(56)が、日本人女子史上初の2024年WWE殿堂入り(ホール・オブ・フェーム)したことを発表した。

 日本人女子では史上初。日本人レスラーとしては10年のアントニオ猪木さん、15年の藤波辰爾、20年の獣神サンダー・ライガー、23年のグレート・ムタに続く史上5人目の快挙。今年はポール・ヘイメンに続いて2人目の殿堂入りとなった。

 WWEは24年WWE殿堂入りしたことを公式ホームページや公式X(旧ツイッター)で発表した。「国内外における彼女の象徴的なキャリアは、その後の複数の世代に影響を与え、現在では WWE の殿堂にふさわしい地位を獲得し、史上最高の偉人の一人としての彼女の功績を確固たるものにしました」と記した。

 ブル中野は80年に全日本女子プロレスに入団。85年からダンプ松本と「極悪同盟」を結成。ベビーフェイスのクラッシュギャルズとの抗争が人気を博して、全日本女子のメインイベンターとなりトップレスラーとしての地位を確立した。

 93年から米国のWWF(現WWE)へ長期遠征し、ルナ・バションをマネージャーに女子戦線のトップヒールとしてアランドラ・ブレイズと抗争。94年にはWWE世界女子王座を獲得した初の日本人レスラーとなった。96年に再び米国へ遠征する。WCWでメデューサらと抗争を繰り広げた。この頃から「お前らが結婚して、子供作っても、ブル中野のプロレスを見せてやる」と長々とマイクパフォーマンスをする等、1ヒールレスラーから、女子プロレス界のご意見番としてヒール、ベビーフェイスを越えた存在となっていった。12年1月8日に正式引退した。

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