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フライ級でWBO1位の加納陸、4月大阪で世界前哨戦 丸元会長「前哨戦はこれで最後に」

[ 2024年2月29日 14:25 ]

大成ジムの(左から)尾崎優日、丸元大成会長、加納陸
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBO世界フライ級1位の加納陸(26=大成)が3日、兵庫県三田市の所属ジムで会見し、4月14日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で“世界前哨戦”の51・5キロ契約8回戦に出場すると発表した。対戦相手はタイ国スーパーフライ級10位ジャクパン・サントン(タイ)。「現在WBO1位で指名挑戦権を持っている。負けたら世界戦が遠のくので、何が何でも勝って、世界戦に備えたい」と意気込んだ。

 ターゲットとなるWBO王者ジェシー・ロドリゲス(米国)は昨年12月にIBF王者サニー・エドワーズ(英国)との統一戦に9回終了TKOで勝利し、2本のベルトをまとめた。以前WBC王座を保持したスーパーフライ級に戻り、現WBC王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)と対戦を希望していると伝えられている。

 大成ジムの丸元大成会長はジェシー・ロドリゲスの動向を注視しながら、加納が世界再挑戦する機会を待つ。「世界前哨戦はこれが最後と思う。きっちり勝って、世界戦につなげてほしい」と話した。

 また、同じ興行でWBC世界ユース・ライトフライ級王者の尾崎優日(21=大成)が初防衛戦に臨み、キティデッチ・ヒルンスク(タイ)と対戦する。「自分にとっては勝って当たり前の試合。前回の試合後から特に足の使い方やディフェンス面を強化している。23歳までには世界王者になりたい。それまでにレベルを上げる」と意気込んだ。丸元会長は「今年はOPBF(東洋太平洋)や日本など何らかのタイトルに挑戦させたい。勝って次につなげてほしい」と、こちらにも快勝を期待した。

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