堤聖也 名勝負のラストマッチ「戦えたことを誇りに思う」2日に逝去した穴口一輝さんを追悼
ボクシング・井上尚弥の4団体統一を記念し、昨年12月26日に開催されたトーナメント「バンタム級モンスタートーナメント」で優勝した堤聖也(28=角海老宝石)が11日、自身のX(旧ツイッター)を更新。2日に23歳で逝去した穴口一輝さんを追悼した。
堤は同トーナメント決勝で穴口さんと対戦。壮絶な打ち合いの末、4度のダウンを奪われた穴口さんは試合後に意識を失った。
右硬膜下血腫の緊急開頭手術を受け、都内の病院で経過観察中だったが意識は戻らず、2日に息を引き取った。この一戦はこの日、国内の年間最高試合に選ばれたばかりだった。
堤は「戦えたことを誇りに思う」と穴口さんとの一戦を振り返り、「心よりご冥福をお祈りします。」と大切な仲間の死を悔やんだ。
堤の言葉に「この二文を書き伝えるのに相当な葛藤があったと思う」「私も彼らを誇りに思います」「素晴らしい試合でした」と2人を称える声が広がった。
また、「堤さん、チャンピオンになってください」「穴口選手乃ご冥福をお祈りすると共に、堤選手のご活躍を心より願っています。きっと誰よりも強い選手になれます」「堤選手は世界チャンピオンになって、穴口選手の墓前にベルト捧げてください」など穴口さんの思いとともに、堤のさらなる飛躍に期待の声が多く寄せられた。
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