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【ONE】スーパーレックVS武尊 額を合わせた約10秒間の激しいにらみ合い!武尊「明日は獲ります」

[ 2024年1月27日 15:20 ]

ONE165 ( 2024年1月28日    有明アリーナ )

額を合わせるバチバチフェースオフとなったスーパーレックと武尊(右/撮影・酒井卓也)
Photo By スポニチ

 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」(ONE)が28日に開催する「ONE165」の前日計量が27日、有明アリーナで行われた。メインイベントでONEフライ級キックボクシングタイトルマッチに臨む王者のスーパーレック・キアトモー9(28=タイ)とK-1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者の武尊(31=team VASILEUS)の両者がハイドレーションテストそして計量をクリア。そして緊張感あるバチバチのフェースオフとなった。

 午前10時から行われた計量とハイドレーションテストで先に登場したのは武尊。初のハイドレーションテストを無事にクリア。134.75ポンド(61.12キロ)で計量をパスしてガッツポーズを見せた。その後、スーパーレックもハイドレーションテストをクリアして、134.50ポンド(61.0キロ)で計量をパスして片手でガッツポーズを見せた。

 午後3時からの公開計量&フェースオフイベントでは、後から登場したスーパーレックから額を武尊の押しつけた。約10秒間の激しいにらみ合いとなった。緊張感あるバチバチのフェースオフを終えて、武尊は「世界最強を証明するために、ONEのベルトを獲るためにやってきたので明日は獲ります」と意気込んだ。

 ONEでは計量の他に過度な水抜きを抑制するため、尿比重を計測するハイドレーションテストが行われる。初のハイドレーションテストそして計量をクリアした武尊はONEの日本公式X(旧ツイッター)アカウントの動画で「ホッとしましたね。ハイドレーションがけっこう大変だったのでクリアしてよかったですね」と安堵の表情を見せた。

 「第一段階、計量をクリアしたのであとは試合をやるだけなのでしっかり勝って、みんなの前で世界一になった姿を見せたいと思います。応援お願いします」とファンに誓った。

 今大会で武尊は本来、対戦を熱望していたONEフライ級ムエタイ王者・ロッタン・ジットムアンノン(タイ)とのドリームカードが決まっていたが、ロッタンのケガによって対戦が消滅。ONEは代替カードで用意したのがスーパーレックとのONEフライ級キックボクシングタイトルマッチだった。武尊のONEデビュー戦はいきなり強豪選手との世界タイトルマッチとなった。

 ロッタン戦が消滅して、急遽スーパーレックとの世界タイトルマッチに変更となったが研究や対策も問題ないという。「僕はどんな相手でも相性とか関係なく、自分のスタイルに巻き込んで戦うのが得意。自分の中でも対策は固まってきている」と語り、「ロッタン選手に勝つことしか考えてなかったですけど、今はベルトを穫ることしか考えてないです。次のことも考えないで、この試合は泥臭くなっても、ボロボロに体が壊れてもあのベルトだけは1月28日に持って帰ります」と世界ベルト奪取へ意気込んだ。

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