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内藤大助氏が選ぶ“大混戦”日本人バンタム級ベスト3とは?「日本人同士で戦ってほしい。それなら納得」

[ 2024年1月10日 19:59 ]

内藤大助氏
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 プロボクシング元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏(49)が10日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。今年“大混戦”となったバンタム級戦線で日本人のボクサーベスト3を決めた。

 バンタム級で4団体統一を果たして、スーパーバンタム級に転向した井上尚弥(大橋)が4本のベルトを返上して以降“大混戦”となったバンタム級戦線。

 その中で現在のWBA世界バンタム級王者が尚弥の弟である拓真。そして今年2月にはWBO世界スーパーフライ級前王者の中谷潤人(M・T)が3階級制覇へバンタム級転向して、WBC世界バンタム級王者のアレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)への挑戦が決まっている。

 そして元K―1王者で元東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居由樹(大橋)が昨年11月にバンタム転向を明言。昨年12月の54・5キロ契約マッチでは2回、左ボディーフック一発でKO勝利を飾って、世界タイトル挑戦目前となっている。

 その他にもバンタム級は元日本王者の堤聖也(角海老宝石)、現WBOアジアパンパシフィック王者の西田凌佑(六島)、元スーパーフライ級日本王者の石田匠(井岡)、元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)ら実力者が揃っている。さらには“キックの神童”那須川天心(帝拳)もバンタム級で世界ベルトを狙っている。

 目の離せないバンタム級戦線で内藤氏は日本人ベスト3を選んだ。「この中では拓真選手はトップ3に入っているし、一番でもおかしくない」と拓真の名前を最初に挙げた。

 その後、迷いながら武居、西田、中谷の3人に絞った中で「中谷は入るかな」と名前を挙げた。「全然バンタムでもいけるもんね。コンディション的にも上がると思う」と説明した。

 そして内藤氏は「2人で決定戦やってください!」と武居と西田で悩んでいる中で、ベスト3の最後として西田を選んだ。「今の段階なら西田選手かな。紙一重だと思うんですけどボクシングキャリアは西田選手の方がまだあるんですよ」と説明しながらも「判定なら西田、KOなら武居って感じだな」と決着によって結果が変わると口にした。

 その中で内藤氏は「新旧交代なるか、ベテランが粘るのかという意味でも天心選手と石田選手が戦ったら面白そう」と石田VS天心の対戦を期待した。

 最後に「いきなり世界に行くんじゃなくて、日本人同士で戦ってほしい。そうしたら納得できる。強制的な何かを作ってほしい」と日本人対決実現を要望した。

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