【公式会見一問一答】井上尚弥「歴史的な試合になる。4団体統一する姿を見届けてほしい」
ボクシング世界スーパーバンタム級王座統一戦 ( 2023年12月26日 有明アリーナ )
プロボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)とWBA&IBF世界同級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)の記者会見が24日、横浜市内のホテルで行われた。26日の4団体王座統一戦を前に対面を果たした両者。井上にとっては史上2人目の2階級4団体王座統一が懸かる一戦となる。
井上との一問一答は以下の通り。
――2度目の4団体統一戦となります。今の心境は?
「いよいよだなという気持ちと、あさってには無事に試合が行われるということで楽しみでいっぱいです」
――今、横にいるタパレス選手はどんな印象。
「しっかりとトレーニングを積んで仕上げてきたなというイメージがすごく強いです」
――コンディションは?
「いつもどおりですね。抜かりなくできたので、計量終えて試合に備えるだけ。という状況です」
――どんな試合に。
「どんな展開になっても、勝ちを手にする試合をしていきたいと思います。そのなかでチャンスを逃さないように試合を決めていきたいです」
――ファンに向けて。
「当日、会場のチケットがありがたいことに完売ということで。この試合は歴史的な試合になると思いますので、自分が4団体統一する姿を見届けてほしいので応援よろしくお願いします」
――先日の公開練習でタパレス選手が自信度2000%と発言しました。その発言について。
「そのことは記事で見ました。そのくらいの自信がないと面白い試合にならない。自分としてはそのくらいの意気込みで来てもらった方がいい」
――この試合の位置付けは。
「歴史的な2階級での4団体統一という、史上2人目の偉業ががかる試合になるが、自分のキャリアを考えれば、まだまだここは通過点かな。引退するときに、キャリアを振り返って、自分がどう思えるか、それに尽きます」
――相手の対策は。
「もちろん、対策はしてきました。ただサウスポーは苦手とはしていなので、そこまで対策することはなかったかな」
――現在の減量の状況は。
「(リミットまで)あと1キロ切っているですかね。基礎代謝で落とすか。そのくらいの感じに来ています」