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井上拓真「ケガはほぼ完治」肋骨骨折で延期の初防衛戦が2・24に決定「完封して勝ちたい」

[ 2023年12月14日 16:23 ]

<ボクシング会見>次戦が発表された井上拓(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングWBA世界バンタム級王者の井上拓真(27=大橋)が2月24日に東京・両国国技館でジェルウィン・アンカハス(31=フィリピン)との同級タイトルマッチを行うことが14日、発表され、都内のホテルで会見を行った。

 初めての防衛戦となるこの試合は11月15日に予定されていたが、10月26日のスパーリング中に肋骨を骨折。その影響で試合は延期となり、約1カ月間は治療に専念していたという。「ケガに関してはほぼ完治ということで、これからスパーリングに入って仕上げていきたい。延期になった分、練習も多くできるので熱い試合をしたい」と意気込んだ。

 IBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛するなど14年のプロキャリアを持つ相手のアンカハスについては「過去一の強豪」と高く評価。「その相手にしっかり完封して勝ちたい。自分のボクシングを貫き通せば必ず勝てる」と力を込めた。

 また、世界3階級制覇王者の田中恒成(28=畑中)が同日にWBO世界スーパーフライ級王座決定戦に臨むことも発表された。井上拓真は田中恒成と同学年で、高校2年時の全国高校総体決勝で敗れている。かつてのライバルと同じ日に世界戦に臨むことが決まって並んで会見を行い「懐かしい感じはあります。高校生の頃からよく戦っていたので、しっかりお互い勝って良い夜を迎えたいと思います」と共闘を誓った。

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