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内山高志氏 11度防衛したボクシング世界王座から陥落した理由を指摘「そこが心の隙でしたね」

[ 2023年11月19日 17:29 ]

元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏
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 元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏(44)が、渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏の元ボクシング世界王者のYouTube「ぶっちゃけチャンネル」に出演。12度目の防衛戦で陥落した理由を分析した。

 11度防衛を重ね、WBAからスーパー王者にも認定された。

 具志堅用高氏の持つ世界戦13度防衛の日本記録も目前。内山氏自身も「多分(記録を)抜いちゃうんだろうな」と思っていた。

 それと同時に「いつまで現役やるんだろう」という思いが浮かんでいた。強すぎるがゆえ、目標を見失いかけていた。

 内山氏は「そこが心の隙でしたね」と振り返った。

 2016年4月、スーパー王者として同級王者のジェスレル・コラレス(パナマ)との統一戦に臨んで2回TKO負けを喫し、日本人最長の6年3カ月守った王座から陥落した。

 畑山氏に「モチベーションがなかった?」と聞かれた内山氏は「モチベーションはあったんですけど、いつまでやるんだろうというヤワな気持ちが出ちゃった時点で負けなんですよ。相手は金欲しくて命かけて来ている」と指摘した。

 4人は現代の最強王者、井上尚弥の話に言及。同じベルトを防衛し続けるのではなく、井上は階級を上げながらモチベーションを維持していると推測した。
 

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