武尊 “握力1”の状態で臨んだ試合を告白 病院で「交通事故に遭われましたか？って言われて」
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格闘家の武尊（32）が、9日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」（土曜後5・00）に出演。満身創痍の状態で臨んだ試合でのエピソードを振り返る場面があった。
自身のトレーナー・渡辺雅和氏と達成した快挙について質問された武尊は「僕が一番印象に残っているのが、K―1の2階級制覇のトーナメントで、ちょうどジムを移籍して、そのときにジムが変わったから弱くなる、みたいなことを言われることがあるので」と前置きし「それで雅和さんがインタビューで、武尊が負けたらオレの責任だからってかばってくれたんですよ。だから雅和さんのためにも負けられないと思って気合を入れて練習した」とトレーナーとの絆を語った。
これに渡辺氏が「1日3試合するトーナメントだったんですけれど」と語り、1回戦で右の足が折れ、さらに2回戦で拳の筋肉が断裂していたことを明かした。続けて「決勝の前に手を握って、僕が優勝するんで大丈夫ですよと言ってくれて。でも握ってくれた握力が1くらいしかなかったんですよ。手が折れているんで、完全に」と武尊の体がボロボロの状態であったと告白。しかし「僕、本当は（試合を）やってほしくなかったんですけれど、武尊にそれを言うと殺されるんで（笑い）」と試合を棄権することはなかったという。
これを聞いたMCの「ダウンタウン」浜田雅功（60）から「それで勝ったんでしょう？」と質問された武尊は「そうですね。折れている手で殴りまくって勝ちましたね」とさすがの強さを見せたことを明かした。続けて浜田に「すぐ病院に行ったの？」と聞かれた武尊は「行きましたね。そうしたら（医師に）交通事故に遭われましたか？って言われて。全身打撲もあったので」と医師も驚くようなケガであったことを語った。
