井岡一翔 フランコ戦へ「倒しにいく。それが全て」 元世界王者・内山高志氏も仕上がりに太鼓判
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元WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔（34＝志成）が19日、24日のWBA世界同級王者のジョシュア・フランコ（27＝米国）戦に向けて練習を公開。2ラウンドのシャドーボクシングで汗を流した。
一つ一つの動きを確認するように、丁寧にそして力強いパンチを披露した。「いい仕上がりで順調にここまできている。後は体重調整だけ」とリミットまで3キロを切ったことを明かした。
プロ初の引き分けとなった昨年大みそかのフランコとの王座統一戦。手数を出すフランコに対し、井岡がブロックの上を打たせてカウンターを狙うプランで臨んだが、採点は115―113と1人がフランコを支持し、残る2人は114―114でドロー防衛となった。「チームとしてやるべきことはやったと思っていたが、結果がついてこないと意味がない。あの結果を受けて今回は分かりやすく言うと倒しに行く。それが全て。戦略どうこうより、しっかり倒して勝つ。そういう戦いになる」とWBO王座を返上して臨むダイレクトリマッチへの強い覚悟を口にした。
また、この日は当日の試合で解説を務める元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏が練習を見学。「見た目から状態の良さが伝わってくる」と井岡の仕上がりに太鼓判を押し「井岡選手は頭の良い選手。相手の対策もしっかりしているだろうし、井岡選手の方が上回る感じがする」と予想した。
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