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ボクシング堤「倒して勝てれば100点」 東洋太平洋王座決定戦へ練習公開 元世界王者の竹原氏らも激励

[ 2023年5月24日 15:44 ]

堤(左から2人目)を激励した(左から)畑山氏、川島氏、竹原氏
Photo By スポニチ

 31日に東京・後楽園ホールで行われるプロボクシング東洋太平洋フェザー級王座決定戦に臨む、同級2位の堤駿斗(23=志成)が24日、都内の所属ジムで練習を公開した。世界挑戦経験を持つ同級3位ジョー・サンティシマ(26=フィリピン、22勝19KO5敗)との一戦へシャドーやミット打ちで約1時間軽快な動きを披露し「いい調整ができています。体重もリミットまであと5キロくらい。ここから試合に向けて気持ちを高めていきたい」と汗を拭った。

 この試合に向けて、2月からは佐々木修平トレーナーと初コンビを組む。同氏は元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏らを支えた名トレーナー。堤は「内山さんのパンチや調整法などを教えてもらっている。今まで自分になかったパンチもあって引き出しが増えました」と手応えを口にする。

 またこの日はABEMAのYouTube企画で竹原&畑山ジムの竹原慎二会長、畑山隆則ゼネラルマネージャーと川島ジム・川島郭志会長の元世界王者3人が練習を見学。堤の動きを絶賛した竹原氏は「倒しにいくボクシングをすれば今回はKOで勝てるんじゃないですか」と期待。堤は「緊張しました。威圧感が凄かったです」と笑いながら、3人からの激励に笑顔で応えた。

 堤が次戦で勝てば元世界3階級制覇王者の田中恒成(27=畑中)と元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・フェザー級王者の清水聡(37=大橋)の4戦目を抜き、国内最速記録での東洋太平洋王座獲得。「そこはあまり気にしていない」と前置きしつつ「負けられない戦いにしっかり勝つことがテーマにやっていく。倒して勝てれば100点」とKOでの記録更新を誓った。

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