武尊 改めてロッタンからの対戦要求に「うれしいですね」 ONEと複数試合契約「早く参戦したい」
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K－1元3階級制覇王者の武尊（31＝team VASILEUS）が6日、ABEMAで生中継された「One Championship FIGHT NIGHT10」のゲスト解説を務めた。ONEフライ級(―61.2キロ)ムエタイ王者のロッタン・ジットムアンノンの防衛戦を見届けた。
ONEのチャトリ・シットヨートンCEOが28日、自身Facebookで武尊が複数試合契約を締結したことを報告。その後、ONEのホームページでも正式発表された。ONEの印象について武尊は「キックボクシングの70キロは、世界最強の選手が集まっていると思う。大会的にも総合の選手、キックの選手、ムエタイの選手など色んな選手がいる」と語った。
その上で「そういう大会でK―1でずっとやってきた自負もあるし、K―1王者が世界最強という自負もあります。僕がそういう大会で結果を残すことによって、K―1の強さもアピールできると思う。日本格闘技界の強さもアピールできると思うから早く参戦したい」とONEでの試合を楽しみにした。
今大会ではロッタンがエドガー・タバレスに2R左ヒジ一閃でKO勝利。5度目の防衛に成功した。試合後のバックステージで「きょうのパフォーマンスで俺の強さが分かったと思う。早く戦いましょう」と改めて武尊へ対戦要求した。「いつでも武尊と戦う準備はできている」とつづけた。
これを聞いた武尊は「うれしいですね。僕も同じ気持ちなので、まずは僕は6月の試合です。ロッタン選手がこの試合を乗り越えたように次の試合を乗り越えて、別の機会に僕からメッセージを送りたいと思います」と意気込んだ。
武尊は6月24日にフランス・パリのゼニスアリーナで開催される「ムエタイグランプリ（MTGP）」で約1年ぶりに公式戦に復帰でISKA世界スーパー・ライト級（―63.5キロ）王者のベイリー・サグデン（25＝英国）との対戦が決定している。
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