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“世界の田中”皇治 メイウェザーの秘蔵っ子と勇敢に打ち合った!試合後にはリング上でメイウェザーを挑発

[ 2022年11月14日 07:05 ]

メイウェザーの秘蔵っ子のイングラムと対戦した皇治(中央)。「GLOBALTITANS」の公式インスタグラム(@globaltitansfightseries)から。

 キックボクサーの皇治(TEAM ONE)が日本時間14日早朝にアラブ首長国連邦のドバイで開催された「GLOBAL TITANS」に出場。プロボクシング50戦無敗の元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)の弟子であるジャハン・イングラム(米国)とボクシングエキシビションマッチで対戦して、勇敢に打ち合って3分3ラウンドを戦い抜いて引き分けた。

 皇治にとっては4度目のボクシングルールでの試合となった。前日計量ではフェースオフになるとかなり額をつけるぐらい近い距離で視線を合わせるとイングラムは皇治を突き飛ばして一触即発となり、皇治は中指を立てる場面もあった。

 今回の試合は本名の「“KOJI” KOUZI TANAKA」でリングコールを受けた。1ラウンドは日頃スーパーフェザー級で戦っているイングラムの速いパンチをかなり被弾した皇治。しかし2ラウンドは皇治が持ち前の気持ちの強さでプレッシャーをかけながら得意の左ボディーブローなども含めてコンビネーションなどで1ラウンドよりもパンチを当てる回数は増えた。3ラウンドも相手のアッパーや速いパンチを被弾することもあったが、かなり近い距離で引かずにパンチを打ち合って終了のゴングを聞いて引き分けた。

 試合後にリング上で皇治は「”世界の田中”です。日本の皆さん遅くまで起きてくれてありがとう。愛してます。RIZINの榊原社長、RIZINのファン、ドバイの皆さん、TITANSそしてイングラムありがとう」と関わってくれた人に感謝した。

 続けて「今のはボランティア。まだまだ本気出してません。TMTイージーファイトだよ。メイウェザーカモンジャパン。キックルールでボコボコして失神させてやるから根性を見せて日本に来いクソ野郎」とキックルールでの挑戦状を叩きつけて、メイウェザーを挑発した。

 皇治は9月の「超RIZIN」でメイウェザーのボディガードであるジジにTKO勝利したことをきっかけにメイウェザーから直接オファーを受けて今大会への出場が決まった。対戦相手は“メイウェザーの秘蔵っ子”イングラム。今年2月にプロデビューして3戦3勝3KOの無敗ボクサーである。世界王者になれる素材でメイウェザーが可愛がっているという。5月には朝倉海とTMTジムでスパーリングをしている。今回のエキシビションマッチは65キロ契約のボクシングに準じたエキシビションマッチ3分3ラウンドでの試合となった。

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2022年11月14日のニュース