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1年9カ月ぶり国内戦の堀口恭司「近くで試合を見せられる」気負う相手に「スポーツとして試合をするだけ」

[ 2022年9月23日 13:47 ]

<RIZIN.38>出場選手インタビューに出席した堀口恭二
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.38」(25日、さいたまスーパーアリナ)の出場選手インタビューが23日、都内のホテルで行われた。メーンで登場する堀口恭司(31=ATT)は朝倉海に1回TKO勝ちした20年大みそか以来、約1年9カ月ぶりの日本国内での試合。「海外で試合をやっていたのでファンや家族の近くで試合を見せられるのはうれしい」と抱負を述べた。ただ、「まだ試合をやるという感じはしていない。準備はしているけどリングに立たないと実感が湧かないので」と話し、「今は減量を頑張ってます(笑い)」と笑顔をのぞかせた。

 対戦相手の金太郎(29=パンクラス大阪稲垣組)については「一発がある選手。打撃に特化している選手と思っている」と印象を話し、「お互い打撃が得意で凄いアグレッシブなので 凄く良い試合になるのかな」と展開をイメージ。金太郎は「殺(や)り合う」と試合への決意を示しているが、「自分はそうじゃない。どうやって攻略しようかなという考えでやっている。スポーツとしてやってるか、ケンカとしてやってるか。考え方の違いと思う」とベテランらしい回答。負けられないプレッシャーを問われても「1人の人間同士で体重も同じなのでやることは同じ。試合をするだけ」と落ち着き払って答えた。

 米総合格闘技Bellatorでは2連敗中。「連敗についてはそこまで気にしていない。ミスがあったところを修正すれば勝てると思っている。敗戦から立ち上がるというより、1試合1試合同じ感覚で臨んでいる」と話し、練習では基本的なスキルの確認のほか、敗因となった部分の対処法も練習してきたという。だが、今後については「食べても食べても太らない。1個下の階級に下げようかとも思っている。Bellatorにフライの階級をつくってほしい」と希望した。今後のRIZINとの関わりを聞かれると「榊原さんとよく話します。ここでは言えないですよね」と話して笑いを誘った。

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