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矢地祐介「RIZINは悪くない」と2週間前にオファーが流れた真相語る とある選手の煽りに苦言も

[ 2022年9月15日 19:28 ]

矢地祐介
Photo By スポニチ

 格闘家の矢地祐介(32=フリー)が15日に自身のYouTubeチャンネルを更新。25日に開催される「超(スーパー)RIZIN」「RIZIN.38」(さいたまスーパーアリーナ)の試合オファーが流れた真相を語った。

 事の発端は7月31日の「RIZIN.37」に体調の問題などで出場できなかった矢地はRIZINに9月25日の「超(スーパー)RIZIN」、「RIZIN.38」のどちらかに出場したいとRIZINに交渉していた。対戦相手についても外国人選手を希望していたがビザの問題などでなかなか決まらなかった。8月最終週ごろにRIZINから9月にカードを組むことは難しいと言われたという。

 そこから数日後に事体が急転。RIZINからライト級の日本人選手とのオファーが届いた。一旦、気持ちが切れていた矢地は「もう1カ月切ってますけど!?」とオファーに驚いた。その対戦相手は強豪選手で「外国人選手に2連敗していて、僕的には復帰戦に位置付けたい中でリスクがあるわりに、あまりメリットがなくてちょっと悩みました」と当時を回顧。

 「カード的にも盛り上がると思ったので、リスクがある試合だけどこの大きな大会に相応しいと思った」と話し、コンディション的にも9月25日に試合がしたかったため、チームと相談した上で8月最終日あたりにそのオファー受けたことにした。RIZINからは翌日には正式決定の連絡ができるという返答があったにもかかわらず、数日間RIZINから連絡がなかった。

 RIZINに進捗を聞くと相手選手とその選手のチームとの交渉が難航していた。しかし選手は試合がしたいと意思があるためその交渉がクリアすれば対戦は実現すると返答があった。するとRIZINから9月4日の時点で対戦が決まったため、6日の会見に出席してほしいという連絡があり、気分を躍らせた。しかし5日のお昼にRIZINから相手選手とその選手のチームとの契約がクリアにならず対戦発表ができなくなったと連絡があった。矢地は落ち込むとRIZINから「試合は行われるので大丈夫です」という言葉があったようだ。

 しかし試合が流れてしまい、12日に自身のツイッターで「結局流れた、、、土壇場オファーand全くメリットのない相手だったけど盛り上がるならと思い受けたのに2週間切ったここにきて試合流れた、、、マジ最悪!!」と心情をつづっていた。

 今回の試合が流れてしまった理由についてRIZINと相手選手と選手のチームとの認識の違いからだったと推測した。「しょうがないですけど残念ですよね」と語った。

 矢地の試合が流れたツイートを引用して11日にパンクラスのライト級暫定王者に輝いたアキラ(35=武蔵村山さいとうクリニック/&MOSH)が「僕はまだ仕上がってます」と反応して煽った。矢地はこの反応に感謝した。「おいしい相手だし、トップ選手でいつか戦うと思っていた相手でした」という気持ちからRIZINに連絡。RIZINがパンクラスに交渉したものの試合は決まらなかった。矢地は「煽るならさ、環境整えて煽ってほしいよね。大人だよ!?ビジネスなんだからさ。煽ってきたのに結局できないのかい。俺的には意味がわからない」と苦言を呈した。

 これが一連の流れだった。矢地は「選手も悪くないし、チームとの契約だし、格闘技はビジネスだからね。いろんな意向もある。RIZINも悪くない」と全ての人が尽力してくれたと話した。

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2022年9月15日のニュース