福永亮次が引退　36歳誕生日8・30に後楽園ホールで引退式

福永亮次
Photo By スポニチ

　プロボクシングの元日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級3冠王者の福永亮次（35＝角海老宝石）が引退することが9日、分かった。10日に日本ボクシングコミッション（JBC）に引退届を提出し、36歳の誕生日を迎える30日に東京・後楽園ホールで引退式を行う。8月10日は13年にプロデビューした日でもあった。

　大阪府出身で16年度に全日本スーパーフライ級新人王に輝き、20年2月にWBOアジア・パシフィック同級王座を獲得。同年12月に中川健太（三迫、現日本スーパーフライ級王者）を10回TKOで下し、日本＆東洋太平洋王座を合わせた3冠王者となった。昨年12月、新型コロナウイルスの影響でIBF同級王者ジェルウィン・アンカハス（フィリピン）との統一戦が中止となったWBO同級王者・井岡一翔（志成）の挑戦者に急きょ抜てきされ、大みそかに0―3で判定負けしたのが現役最後の試合となった。通算15勝（14KO）5敗。