輪島功一氏の孫・磯谷大心、新人王T初戦でTKO勝ちも反省「雑になった」

3RTKOで勝利した磯谷（右）と輪島功一さん（撮影・篠原岳夫）
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　元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏（79）の孫、磯谷大心（21）が東日本ウエルター級新人王トーナメントの初戦に3回TKO勝ちし、4強入りした。3回にボディーを効かせてから連打でレフェリーストップを呼び込んだ。プロデビューから3連続KO勝利。準決勝は9月26日に行われる。

　試合前のリング下では1969年の全日本ウエルター級新人王に輝いた祖父・輪島氏から「相手はあの構えからカウンターを狙ってくる」とアドバイスを受けた。「力んでしまったし、雑になった。3試合連続1回KOを逃して悔しい」と反省した一方で、初めて3ラウンドを戦い「いい経験になった」とも話した。輪島氏は「90点と言いたいけど70点」と採点しながらも「ボディーを打つのは勇気がいる」と評価した。