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村田諒太、ゴロフキン戦振り返り「むかつく。自分は弱い」 去就未定も「どこかで決断を」

[ 2022年8月2日 20:48 ]

番組収録を終え質問に答える村田(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太(36=帝拳)が2日、都内でWOWOW「エキサイトマッチSP」の収録を行った。4月9日にさいたまスーパーアリーナで9回TKO負けした現WBAスーパー&IBF統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との王座統一戦を、自らの解説付きで振り返った。番組は8月8日午後9時からWOWOWライブで放送され、WOWOWオンデマンドでも配信される。

 ゴロフキン戦をフルで見返したのは初めてという村田は「馬鹿じゃねーのかと。見ていてむかつきます」と自らに強烈な“ダメ出し”。「もっと行けよ」「なんで構えてないんだ」「ワンツーはその距離じゃ生きない」とまくし立て、「自分がいかに弱いかという事実があった」と総括。「何のために(以前から)エキサイトマッチを見てきたの?という感じでした」と苦笑いした。

 これまで映像を見なかった理由については「試合を見るのは次に生かすためであって、今回は次が決まっていないので見ていない」と説明。見てやる気が出たか、と問われると「もっと戦いたいという感情が来てくれるかと思ったら、意外と出てこなかった。その先に何をしたいかが明確でないので、やる気になるとかが出てこない。ホラー映画を見て、怖いかと思っていたら怖くなかった感じ」と話した。「決断が先延ばしになっている状況。現役続行であれ引退であれ、先に決断をどこかで下すことになる。決断しろと言われたらします」と気持ちが定まっていない現状を明かし、「(結論を)引っ張るのも嫌なんすよ。記者の方に来ていただいて、“かまってちゃん”みたいなのは」とも語った。

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2022年8月2日のニュース