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亀田興毅氏がファイトマネー制度を発表「現金で、相場の倍額を最低保証」9・17防衛戦の坂晃典は450万

[ 2022年7月28日 17:10 ]

ボクシングイベント「3150FIGHT」のファイトマネーを画面で示しながら熱弁をふるう亀田興毅ファウンダー
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 元世界3階級制覇王者で、ボクシングイベント「3150FIGHT」を手がける亀田興毅ファウンダー(創業者、35)が28日、大阪市のジム「KWORLD3」で会見し、9月17日にメルパルク大阪で「3150FIGHT SURVIVAL vol.1」を開催すると発表した。メインは日本スーパーフェザー級タイトルマッチで、王者の坂晃典(30=仲里)が2度目の防衛戦で、同級6位の奈良井翼(22=RK蒲田)と対戦する。

 席上で興毅ファウンダーは「3150FIGHT」のファイトマネー制度も発表。相場の2倍を現金で払うという。「ボクシングは五輪競技でもあり、全世界で統一されたルールのもと競われている。“キングオブスポーツ”だと思っている。選手はもっと憧れられる存在になっていいし、そういう存在にしないといけない」。新日本プロレス時代にアントニオ猪木が掲げた言葉も使い、業界全体の底上げ、ボクサーの地位向上に努めると熱弁をふるった。ボクサーの収入増を図るのも、その一環だとし「現金で、相場の倍額を最低保証します」と断言した。9月興行のメインを務める坂には、他の事情もからんで日本王者の相場である100万円を大幅に超える450万円を用意する。

 この日、坂は体調不良のため会見を欠席。挑戦者の奈良井は日本6位だが、この試合が指名試合のため、日本1位の相場である50万円の2倍となる100万円を手にする。「こんなにもらえる興行は知りません。ビックリ」と目を丸くした。RK蒲田の柳光和博会長も「ホント!?めっちゃ凄いよ」と声がうわずっていた。

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