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スダリオ剛 9カ月ぶりの復帰戦に自信「相撲の腰の重さがMMAに生かせるようになった」

[ 2022年7月25日 18:29 ]

RIZIN.37に向けた公開練習で力強いミット打ちを披露するスダリオ剛
Photo By スポニチ

 総合格闘技イベント「RIZIN.37」に出場する大相撲元十両・貴ノ富士のスダリオ剛(25=フリー)が25日、東京都内で公開練習を行った。スダリオは今回が総合格闘技転向6戦目。昨年11月に練習中に左膝を負傷して緊急手術を受けたため、約9カ月ぶりの復帰戦となる。1分間のミット打ちでパワフルな打撃を披露したスダリオは「やっと(試合が)できるという感じ。コンディションはメチャいい」と好調をアピールした。

 対戦相手の関根“シュレック”秀樹(48=ボンサイブルテリア)は、スダリオが初黒星を喫したシビサイ頌真(31=パラエストラ東京/巌流島)に2回TKO勝ちしている強敵だが、スダリオは「アメリカでスパーリングを重ね、全体的に進化した。怪我をする前より確実に強くなっている」と豪語し、「自分が一方的に攻めていくことしか考えていない」と自信を示した。

 関根の試合映像を繰り返し見て研究。一方で「自分が関根選手だったら自分に対してどう攻めるか」という視点で自分の試合映像も見直し、不安要素をつぶしてきた。また、米国合宿ではベラトールで当時ランキング2位だったティム・ジョンソン(37)ともスパーを行い、1度もテイクダウンを取られることがなく、「ようやく相撲の腰の重さがMMAに生かせるようになってきた」と手応え。ベテラン関根の気持ちの強さを認めつつ、「気持ちの部分では負けないと思う。世界へ挑戦していくためにも、日本人とやるのはこの試合を最後にしたい」と、関根を踏み台にして飛躍を誓った。

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2022年7月25日のニュース