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ドネアが尚弥へのリベンジ誓う「同じドネアが来ると思ったら間違いだ」

[ 2022年5月22日 20:42 ]

羽田に到着したドネアはカメラに向かってファイティングポーズ(撮影・村上 大輔)
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 ボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦(6月7日、さいたまスーパーアリーナ)でWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(29=大橋)と2年7カ月ぶりの再戦に臨むWBC王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)が22日、羽田空港着の航空機で、拠点を置く米国から来日した。マネジャーのレイチェル夫人とともに到着ロビーに姿を見せ、リベンジへ向けて力強くファイティングポーズを披露した。

 ドネアは到着直後、電話による代表取材に応じた。質問と回答は以下のとおり。

 ――現在のコンディションと心境は。

 「前回(19年11月、WBSS=ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ=決勝)試合した時よりもコンディションは良く感じているし、調子はいいと思っている」

 ――いつキャンプを始め、どこで行ってきたか。スパーリングは何ラウンド消化してきたか。

 「スパーリングは140ラウンドぐらい。キャンプは3カ月前から米ラスベガスで始めていた」

 ――井上選手との2年7カ月ぶりの再戦。どのような展開をイメージし、キーとなるパンチは何になるか。

 「今回は前回と違い、井上は全く別人のドネアと戦うことになるだろう。パンチは右でも、左でも、どんな展開でも、パンチを打ち込めると思っている」

 ――前回(WBSS)の動画は何度か見たのか?その後の井上選手の3試合はチェックしたか。

 「WBSS決勝、その後の井上の3試合はところどころは映像で見ている。その後の井上の3試合は妻であるレイチェルがしっかり確認して、私に内容を伝えている。今回は前回と違った戦い方をする。井上も変わっているかもしれないが、同じドネアが来ると思ったら間違いだ」

 ――今回の井上との再戦はドネア選手のキャリアにとってどのような意味があるのか?

 「今までのキャリアで一番大きな試合になるのは間違いない。年齢、キャリアとやってきたが、ボクシングへの情熱、技術は向上していると感じている」

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