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井上尚弥へのリベンジへ向けドネアが来日 ハリウッドスターか?現場は一時騒然

[ 2022年5月22日 20:13 ]

<ドネア・来日>羽田に到着したドネアは出迎えにファイティングポーズ(右から4人目)=撮影・村上 大輔
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 ボクシングの世界バンタム級3団体王座統一戦(6月7日、さいたまスーパーアリーナ)でWBAスーパー&IBF王者・井上尚弥(29=大橋)と対戦するWBC王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)が22日、羽田空港着の航空機で、拠点を置く米国から来日した。19年11月の対戦では代名詞の左フックで井上に右眼窩(がんか)底骨折を負わせながらも、左ボディーでダウンを奪われて判定負け。リベンジを狙う2年7カ月ぶりの再戦へ向け、試合16日前の来日となった。

 ドネアはオレンジと黒のツートンカラーのマスク、オレンジ色のシューズを着用し、マネジャーのレイチェル夫人とともに到着ロビーに姿を見せた。この日はハリウッドスターの来日が噂されており、居合わせたファンが追いかけるなど、現場は一時騒然となった。ドネアは報道陣の前でマスクとサングラスを外してファイティングポーズ。新型コロナウイルス対策で来日後は隔離されるが、25日朝の検査で陰性になれば同日から活動が可能となる。

 世界5階級制覇のドネアは井上との初戦に敗れた後、21年5月にノルディーヌ・ウバーリ(フランス)に4回KO勝ちしてWBC世界バンタム級王座を獲得。同年8月に予定していた当時のWBO同級王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)との王座統一戦はキャンセルとなったが、12月にWBC暫定同級王者レイマート・ガバリョ(同)に4回KO勝ちして団体内王座統一と初防衛に成功していた。

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