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WBOフライ級王者・中谷が相模原市でV2報告会 市民の質問攻めにも「触れ合える機会に感謝」

[ 2022年5月2日 13:30 ]

相模原市役所を訪問した中谷潤人(右)。左は本村賢太郎・相模原市長
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 ボクシングのWBO世界フライ級王者・中谷潤人(24=M・T)が2日、神奈川県の相模原市役所を訪れ、「王座防衛報告会」に出席した。中谷は先月9日、さいたまスーパーアリーナで同級2位の山内涼太(27=角海老宝石)に8回TKO勝ちして2度目の防衛に成功。この日は所属ジムがあり、自身も在住する相模原市から「称賛の盾」を贈られ、「毎試合、期待に応えたいと戦っている。いい結果で終えられてホッとしている」と応援に感謝した。

 V2戦は村田諒太(帝拳)―ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の世界ミドル級王座統一戦の前座だったこともあり、反響は通常より大きかったという。海外でもDAZNで配信されたとあり、ロサンゼルスで指導を受けるルディ・エルナンデス・トレーナーの門下生からも「よかったという声はもらった」と明かした。

 既に先週からジムワークを再開。ゴールデンウイーク明けに家族と温泉旅行へ出かけてリフレッシュした後、来月には恒例の米ロサンゼルス合宿を行い、次戦へ備える予定だ。試合後は次戦にもスーパーフライ級へ階級を上げたい意向を口にしていたが、この日は「まだハッキリとは決まっていない。フライ級での防衛戦や上の階級へ上げるなど、いろんな選択肢がある中で、相談しながら決めていきたい」と話すにとどめた。次戦の時期も未定だが「今年あと2試合ぐらいできればうれしい」と話した。

 報告会では詰めかけた市民から「憧れのボクサーは?」「今後戦いたい選手は?」「普段の体重からどのぐらい減量するのか?」「肉と魚を週に何回食べるのか?」など多くの質問を受け、その都度丁寧に回答。“相模原市の顔”になりつつある王者は「こういう機会はなかなかない。市民のみなさんと触れ合える機会をいただけて感謝している」と笑顔だった。

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2022年5月2日のニュース