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京口 高地対策万全、6・10標高2240メートル メキシコでWBA統一戦

[ 2022年4月29日 05:30 ]

WBA世界ライトフライ級王座統一戦   スーパー王者・京口紘人《12回戦》正規王者エステバン・ベルムデス ( 2022年6月10日    メキシコ市 )

エステバン・ベルムデスのパネルと記念撮影する京口(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 王座統一を目指すスーパー王者の京口が28日、都内で会見し、不利な敵地開催を「海外防衛や統一戦でなければ注目されない。メキシコ選手相手にメキシコでチャンスをもらえたのは逆に光栄。日本人は強いと思ってもらえるパフォーマンスをしたい」と歓迎した。

 1年以上のブランクをつくったケガから徐々に練習を再開し、3月から始めたスパーリングは40ラウンドを消化した。標高2240メートルのメキシコ市対策にも着手し、自宅に低酸素テントを持ち込んでいるほか、都内の施設で3000メートルの酸素濃度でのトレーニングを実施。3週間前に現地入りして体を慣らしたあと、途中1週間は2800メートルの場所に泊まり込んで3400メートル地点で練習する計画もあり、「適応する感触をつかんでいる」と手応えを口にした。

 身長、リーチともベルムデスが上回るが、「舞台は最高だが、今までで一番強い相手という認識はない」と分析。「自分のボクシングをすれば中盤以降チャンスが来る」とKOに意欲をのぞかせた。

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2022年4月29日のニュース