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輪島功一氏の孫・磯谷がプロ2戦目へ計量パス 祖父のアドバイスは「呼吸をしっかり」

[ 2022年4月11日 15:52 ]

プロ2戦目の計量をクリアした磯谷大心
Photo By スポニチ

 プロボクシング元世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏の孫で、昨年10月にプロデビューした磯谷大心(20=輪島功一スポーツ)が12日、東京・後楽園ホールでプロ2戦目に臨む。細谷洸太(18=花形)とのウエルター級4回戦で、11日に行われた前日計量は磯谷が66・5キロ、細谷が65・9キロでパスした。

 磯谷は「デビュー戦に比べるとどっしり構えられて、試合へ向けていい感じの緊張で来ている。(デビュー戦は)前日から緊張していたが、今はどう勝つかを考えることができている」と落ち着いた表情で話した。減量幅は1回TKO勝ちしたデビュー戦よりも2キロ大きかったそうだが、「早めにカロリーを減らして体重調整しても余裕があったので、きつい減量ではなかった」と振り返った。相手はサウスポーとあって練習では左対策も徹底。次戦は新人王トーナメント出場を予定しており、「できるだけリングを体験してキャリアにしていきたい。倒すことも狙っているけど、3~4回ぐらいで」と長いラウンドを戦うことをイメージした。

 試合当日も観戦予定という祖父・輪島氏からは「いつもと同じく、落ち着くこと、体を動かすこと、呼吸をしっかりして、いつでも避けられる、チャンスがあれば打てるように準備しておけ」とアドバイスを受けたという。9日に行われたミドル級世界王座統一戦の村田諒太(帝拳)―ゴロフキン(カザフスタン)戦も配信を視聴したそうで、「凄かったです」と刺激を受けた様子だった。

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2022年4月11日のニュース