女子ボクシング5階級王者が負けた　藤岡奈穂子、判定負けで3度防衛したWBA王座失う

WBC王者マーレン・エスパーザに判定で敗れてWBA王座を失い、悔しそうな表情を浮かべる藤岡奈穂子（提供写真）
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　日本人ただ一人の5階級王者・藤岡奈穂子はWBC王者エスパーザに0―3の判定で敗れ、3度防衛したWBA王座を失った。

　敵地での試合で判定がエスパーザ寄りとなるのは覚悟の上で倒しにいったが、KOはできず、ジャッジの採点は90―100×2、93―97と想像以上の大差がついた。藤岡は「負けは負けなので」と、悔しさをにじませつつ結果を受け入れた。

　今後については「ジムに戻って相談してから」と明言を避けたが、引退の可能性も否定はしなかった。